🎧 「クラシックは古くさい」という声
クラシック音楽というと、
難しそう・・、とか堅苦しそう・・とかのイメージの他に
「古臭い」
「退屈そう・・」
「なんで今さらそんな昔の音楽をやっているのは何故・・?」
という感想を持つ人もいますよね。
実際、私も学生の頃にそう言われたことがあるんですよね・・😅。
また、数か月前に読んだ記事に俳優のティモシー・シャラメが、
バレエなどの古典芸術について「誰も注目していない」というような発言をしており、
それが少し炎上っぽい感じになっていました。
なんとなく、若い俳優がそういうふうに感じるのも分かりますし、
実際にそう思う人もいるのだろうと思います。
そして、そう感じるのも分かる気がする一方で、
「そういえばクラシック音楽も同じように思われることがあるのかもしれないな」
と思いました。
そして、このようなクラシック音楽のイメージについて、
今回は少し考えてみたいと思います。
🎹 では現代音楽はどうなの?
たしかにクラシック音楽の多くは何百年も前に作られた音楽です。
だから、「古臭い」とか「今の時代の音楽じゃない」
と感じる人がいるのも分かります。
でも、私は前からちょっと不思議に思っていること
がありました。
本当に古いことが理由なら、なぜ現代音楽はもっと聴かれないのだろう、と。
音楽の世界には「現代音楽」というジャンルがあります。
もしクラシック音楽が「古いから」敬遠されているのだとしたら、
現代音楽はもっと人気があってもいいはずです。
ちなみに、ここで言う「現代音楽」はJ-POPやロックのことではありません。
クラシック音楽はモーツァルトやベートーヴェンで終わったわけではなく、
今も作曲家たちによって作られ続けています。現代音楽は、
そのクラシック音楽の延長線上にある「今のクラシック音楽」
と考えると分かりやすいかもしれません。今を生きる作曲家たちが作っている音楽です。
でも実際には、現代音楽を日常的に聴く人はかなり少数派ではないでしょうか・・。
正直なところ、素晴らしい作品だと言われても、
現代音楽は少し分かりにくいと感じる人も多いのでは、と思います。
それは、リズムが一定ではなかったり、不協和音が多かったり、従来のクラシック音楽とは違う発想で作られていたりするからです。
そして一般的にも、現代音楽より、いわゆるクラシック音楽の方がずっと多く演奏され、
聴かれているように思います。
理解できるかどうかは別として、少なくともモーツァルトやベートーヴェンの音楽の方が、
親しみやすいと感じる人は多いのではないでしょうか。
そう考えると、「古い音楽だから敬遠されている」という説明だけでは、
何か足りないような気がするのです。
そういうことを考えると、
人は新しさを音楽を求めているのかなってふと、思ったりします。
🤔 音楽に何を求めている??
クラシック音楽を古臭いと思う人がいます。
でも、その人たちが必ずしも現代音楽を好むわけではありません。
そう考えると、
「古いからダメ」
「新しいから良い」
という単純な話ではなさそうな感じですよね。
音楽に何を感じているか・・。
心地よいハーモニーとか、
親しみやすいリズムでしょうか・・。
それとも、もっと別の何か・・。
🌍 音楽の感じ方は文化によって違う
このちょっとした疑問について私は、
「クラシック音楽が今も残っているのは、
人間の感性の根っこに触れているからではないか??」
と思いました。
でも、その考えにも少し違うかも・・と思います。
それは、以前テレビで、アフリカの民族音楽
について特集を見たことがあります。
そこでは、西洋音楽とは違う複雑なリズムや感覚が当たり前とされていました。
私たちが自然・美しいと思っているハーモニーやリズムを、
必ずしも同じように感じるわけではないそうです。
もしそうだとしたら、
クラシック音楽が人類共通の美しさを持っている、
と簡単に言うことはできないですよね。
ここら辺は色々掘り下げていくと面白そうなのですが、
膨大なエネルギーがかかりそう・・です😅。
でも、結局のところ、私たちがクラシック音楽を心地よく感じるのは、
基本、西洋音楽の文化・原則の中にいるから、というのが一番の理由かな、と思います。
🤖 AI時代にふと思ったこと(話はちょっとそれますが・・)
話はちょっとそれますが、
最近AIについての本や記事を読むことが増えました。
私自身も仕事で会社が契約したAIをめちゃくちゃ使っています。
もうAIなしでは仕事はしたくない・・くらいになっちゃってます😂
さまざまな用途に使うと、本当に驚くことばかりなんですよね。
知識量も処理能力も、人間では到底かなわない・・。
それと同時に、これから社会は価値観とか、色々大きく変わっていくんだろうなとも感じます。
そんな中、ふと目についたある記事を読んで、印象に残ったのが、
「古典文学や哲学が再評価されている」
という話でした。
へえー、と思いつつ読み進めていたら、
理由は、
技術や環境は大きく変わっても、人間そのものはそんなに急には変わらないから、というのです。
たしかに考えてみると、人間の悩みや不安、誰かに憧れる気持ちや将来への迷いは、何百年も前からそれほど変わっていないのかもしれません。
だから古典を読むことで、昔の人の考えを知るだけではなく、人間そのものを知ることができる。
そんな理由から、今あらためて古典が見直されているという話でした。
その話を読んだ時に、ちょっとクラシック音楽のことを思い出しました。
🎼 最近考えていること
私は今でも和声を勉強したり、クラシック音楽を聴いたりしています。
そして時々、
「なぜこんなにも昔の音楽が、 今も世界中で聴かれているのだろう」
と不思議に思うことがあります。
ただ、AIのような新しい技術が次々に生まれる時代になっても、私たちは今もモーツァルトやベートーヴェンを聴いています。
何百年も前の音楽が今も聴かれているという事実は、やっぱりすごいなと思います。
何か普遍的なものがあってそれが、私たちを惹きつけるのは確かな気がします。
そして、その「何か」を考えることも、クラシック音楽の面白さの一つなのかなと思っています。

