ストリートピアノで何を弾くか、少し考えてみた

ブログ(日常いろいろ)

今週、東京駅に行く用事が何度か
ありました。

そのとき、「東京ストリートピアノフェスティバル」に関する広告を目にして、
「今って、こんなふうに大々的に展開されているんだな」と感じました。

ストリートピアノは、YouTubeでもよく見かけるようになり、一つのコンテンツとして広く知られる存在になっていますよね。

ただ、何十年も前からある文化というよりは、ここ10年ほどで広がってきた、比較的新しい形の音楽の文化かなと思います。

たとえば、NHKの「街角ピアノ」
という番組。

あの番組をきっかけに、「こんなふうに弾けたらいいな」と憧れを持った人も多いと聞きます。

そういえば、以前放送されていたEテレの
「3か月でマスターするピアノ」という番組では、生徒役の方が「ストリートピアノを弾いてみたい」という動機でピアノを始めていました。

そう考えると、ストリートピアノは単なる“演奏の場”ではなく、
誰かにとっての「始めるきっかけ」や
「目標」になっているんですね。


ちなみに私は・・というと、
ストリートピアノを「弾いてみたい」
と強く思ったことは、
実はあまりありません・・😓。

それは、なぜかというと、ストリートピアノの動画を見ていると、表現することの楽しさや開放感が伝わってくる一方で、

どこか
「誰かに見られること」や
「なんだかちょっと評価される・・?」
と思ってしまって、ちょっと落ち着かないかな・・と思ってしまうんですね。

まあ、これはきっと、自分の性格もあるのだと思います。

さらに、YouTubeで見かけるストリートピアノの動画は、
どこか自信に満ちた演奏が多くて、
「これはちょっと自分のタイプとは少し違うのかもしれないな・・」とも
感じてしまうんですね。

もしかすると、動画に影響されすぎているのかもしれませんが・・😅。


それでも、少し気になっている
自分もいて、
「もし自分が弾くとしたら、何を弾くだろう」
と考えてみました。

私はこれまでクラシックを中心に弾いてきましたが、もし、ストリートピアノという場で弾くなら、その場にすっと馴染むような音楽がいいな、と思いました。

そこで思い浮かんだのが、
映画『アメリ』のピアノ曲です。


BGMのようでありながら、
人の動きや街の空気に自然と寄り添ってくるような曲。

映画の中でも、駅や街の風景とともに音楽が流れていて、その情景をまだ、覚えています。

だからこそ、もし弾くとしたら——
こういう「場に馴染む音楽」を選びたいと思いました。
また、こんな感じの方が私にあっている気がします。


そもそもストリートピアノは、
何を弾いてもいい——そういう自由さが前提にある文化だと思っています。

ただ、公共の場であることや、
不特定多数の人がいるということを考えると、
「何を弾くか」を少し考えてみるのも、
洋服のTPOではないですが、ひとつの向き合い方なのかもしれないと思います。

正解があるわけではないけれど、
その場の空気や、自分の在り方を想像しながら、どんな音を選ぶかを思い巡らせてみる。

だから私は、まだ弾いたことはないけれど、いつか、自然に弾いてみたいな、少しだけ思っています。


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