突然ですが、音楽って、なんとなく「文系」のイメージありませんか・・?
感性とか、センスとか、
つかみ所がない“ふわっとしたもの”
でできているような・・。
私もそう思っていました。
数学は苦手だったので、
「だから音楽は自分に合っているのかな…」と、なんとなく思っていましたし。
高校のときも、
「自分はきっと文系タイプだし、そっちのほうが合っているよね」と、
自然に思っていました。
そもそも文系と理系って・・?🤔

そもそも、大人になってもなぜか普通に使ってしまう(笑)
「文系」「理系」って、いったい何なんでしょうか・・??
多分、ざっくり言えば、
- 文系:感情や表現、人の営みを扱うもの
- 理系:数値やルール、仕組みを扱うもの
というイメージが一般的かな・・と
思います。
なので、音楽は一見「表現」の世界なので、文系だと思われることが多いですよね。
でも実際に音楽を学んでいくとちょっと違うような気がする。
ということで今回は、そんな私の体験から感じた、
「音楽って文系?理系?どっち?」
について考えてみたいと思います。
実際にやってみると、ちょっと違う
音楽理論を少しでも触れてみると、
だんだんこう感じるようになります。
「あれ、これって意外と理系寄りなのでは…?😳」
たとえば、
- 音程は「音と音の距離」
- 和音は「決まったパターンの組み合わせ」
- カデンツは「終わり方のルール」
こうして見ると、音楽は感覚というより
ルールと構造でできていることがわかります。
音楽は「感性」だけでできていない
もちろん、音楽に感性は欠かせません。
でも実際には、
- どの音を選ぶか
- どうつなげるか
- どこで終わるか
こういった部分は、かなりロジカルに決まっています。
さらに言えば、音は空気の振動で、
心地よく聴こえる和音にも一定の仕組みがあります。

こうしたことを知ると、
「音楽って、ちゃんと構造があるんだな」
と感じるはずです。
センスとは・・・?🧐
ところで、
「自分にはセンスがないので…」
という声は、よく聞きます。
たしかに、センスがある人は存在するし、
最初からできているように見えますよね。
でも、そもそもセンスとは
何なのでしょうか?
よく分解してみると、
- よく使われるパターンを知っている
- 自然に聴こえる流れを経験で覚えている
- 違和感のある動きを避けている
こういったことを、理解している人のことを指しているように思います。
また、それを無意識に使いこなしている人も、もちろん存在します。
つまり、
👉 センスがある人は、
「ルールを使っている人」
なんだと思います。
ルールを知っているからこそ、
あえて崩したり、外したりすることができる。
なので、変なふうにならずに、自然と自分の個性や表現が出せる。
だからこそ、魅力的に聴こえるのではないでしょうか。
そして大事なのは、
👉 この「ルール」は、
後から学ぶことができるということです。
たとえばこんな感じです🎹
「ド → ソ → ド」を弾いて、この2音の流れが自然に聴こえるのは、
偶然ではありません。
👉 「不安定 → 安定」に戻る動きになっているからです。
(この場合は、安定のド→ 不安定のソ→ 安定のドに戻っています。)
こうした仕組みが少しずつ見えてくると、
音楽は「センスの世界」から
👉 「少しずつ、現実的に理解できる世界」に変わっていきます。
大人にとっては、むしろチャンス🌱
ここが一番大事なポイントだと私も、大人の一人として思っていますし、大人の皆様に伝えたい!!と思っているところです。
音楽がロジカルだということは、
👉 「センスとかフワッとしたものに頼らなくても理解できる」ということです。
子どもの頃は、どちらかというと
「なんとなく」「感覚で」
進んでいきますが、
大人の場合は、
なぜこの音が合うのか
なぜここで終わると自然なのか
といったことを、言葉と理屈で理解することができます。
むしろ、そのほうが理解しやすいと感じることも多いですよね。
結局、音楽は文系?理系?
結論としては、
音楽は「文系でもあり、かなり理系でもある」
です。
ただ、実際に学んでみると、
👉 思っている以上に“理系寄り”
と感じる人は多いと思います。
私も、特に和声を学び始めてからは、
「あれ…自分の中にいなかったはずの“理系寄りの思考”、どこから出てきた・・?」と、戸惑いました・・。
最後に🌿ピアノ練習にも役に立つ思考です。
音楽は「感じるもの」とよく言われますが、
👉 理解できるものでもあります。
もし「センスがない・・」と思っているなら、
それは能力の問題というより、
👉 “仕組みを知らないだけ”の可能性が高いのでは・・と思います。
また、ピアノはテクニックの練習が重要で、感覚だけで弾くものと思われがちですが、
実際は「どうつながっているか」
「どこに向かっているか」といった、
曲に対する構造の理解がとても大切になります。
仕組みを知ると、
✔ 曲の理解が速くなる
の流れや和音のつながりが見えるようになり、
何となくではなく、構造として理解できるようになります。
✔ 表現に説得力が出る。
ここで盛り上がるのか、なぜ落ち着くのかが分かることで、
表現に自然な説得力が生まれます。
そう考えると、理屈で考える力は、
むしろピアノを弾くということにとっても大きな助けになるんですよね。
そう考えると、音楽の見え方も少し変わってくるかもしれません。
今回は、「音楽って文系?理系?」というテーマについて書いてみました。
何かのヒントになれば嬉しいです。

