せっかく習っているのに自信をなくしてしまう・・。
ピアノを習うという決断をし、新たな世界へ行く事は、素敵な事です。
しかしながら時が経つにつれ、せっかくピアノを習い始めたにも関わらず、
かえって自信を無くしてしまっている人が、案外多いように思います。
自信をなくす原因は、
・毎日思うように練習が出来なかった。
・練習しているのに、上達しているのか分からず、先が見えずモヤモヤして嫌になってしまった。
・忙しい中、時間を作って練習している中で、ピアノを練習する意味が分からなくなってしまった。
など、ネガティブな感情が複雑に混ざりあって、
自信を無くしてしまうように思います。
そんな風に、ふとネガティブな気持ちになった時に考えて頂きたい
事を紹介したいと思います。
最初は、焦らず生活の変化をポジティブに考えよう。
特に大人の場合は、仕事、家庭などに役割があるため、
練習時間を割けない日は当たり前に発生します。
ですので、ピアノ練習の優先順位が低くなってしまうのも当然です。
その中でまずは、
「今までと違う時間の使いかたをしている。」
「練習する時間を作るために、生活を工夫した。」
など、ピアノ上達そのものよりも、
最初は、生活の変化をポジティブに考える事が大切ではないのでしょうか。
今まで音楽に触れてない毎日だったけど、色々工夫してこうして少しでも練習しているのは
凄い事です。
無理矢理ポジティブにならなくてもいいですが、
こうした実際の変化を冷静に受け止めること。
そして段々と、少しずつ、進歩をしていければ良いと思います。
今の自分を認めて、自分のペースで進んで行こう。
そして、今の自分の存在をまず認めて大切に思う事も重要なのではないかなと思います。
ピアノを習う事はあくまでも、その自分にプラスするエクストラの部分です。
エクストラの部分は、今後への期待、チャレンジ、とか自分の可能性を広げる事と言っても良いと思います。
仕事でも何でもありません。
ですので、何も気にせず自分のペースで進んで行けばいいと思います。
そう考えると、今の自分にプラスになる事はあっても、マイナスになる事はないように思えます。
ピアノを習う事は今のあなたに付加価値を加えているだけです。
なかなかそう思うのは難しい部分もあるかと思いますが、次々と優先順位が高い事が現れてしまう大人としては、継続するため、いつの間にか辞めてしまわない為にも、ピアノ練習が自分にとってどの位置か認識しておくのも良いと思います。
でも仮に、辞めたくなったら辞めても良いですし、その経験からも学び、発見はあると思います。
それを経て、また再開してする未来もあるかもしれません。
難しいこともあるけど、出来る方向で考えてみよう。
せっかく始めたのだから、
少しでも進んでみよう、
出来る方向で見てみようと考えるのが、
様々な制約がある大人の習い事の気がします。