先日、ピアノ学習者も “自分のリサイタル” を作ってみよう🎹✨ という話題を出しました。
今日はその続きとして、さらにアイディアをシェアしていきたいと思います。

「もし自分だけの小さなコンサートを開くとしたら、どんな曲を並べようかな?」
そんなふうに想像するだけで、ちょっとワクワクしませんか?☺️
誰かに聴いてもらう予定がなくても、
曲を選ぶ時間そのものが小さな喜びなんですよね。
🎼 音大で気づいた“リサイタルの組み方”
私は実技専攻ではなかったのですが、
音大ではピアノのパフォーマンス授業があり、そこで 1時間のリサイタルを行う必要がありました。

そのときに学んだことは、ただ自分の好きな曲を4〜5曲並べるだけでは、良いプログラムだといえないということです。リサイタルは、曲を人に聴かせるということですよね。
そこで大切になるのが、あなたが曲を通じて伝えたいこと。
聴いてもらう人に、物語を語るということなのです。
全体をひとつの物語のようにデザインする🎞️
これを、少し意識してみましょう。
考えすぎは不要ですが、
そんな視点が入ると、
一気に“リサイタルらしさ”が出てきます。
💡 いちばん簡単で美しくまとまる方法、教えます。
それが、時代ごとに1曲ずつ選ぶ
というやり方です。
古い順に、
- バロック
- クラシック
- ロマン
- 近代(→ 現代もOK)
という流れで選んでいきます。
こうすると、
✨ 前半は古い時代の整った音楽
✨ 後半に向かうほど表現が豊かに
✨ 最後は近代のちょっとおしゃれな曲
という 自然なストーリー が生まれます。
これだけで「自分のリサイタル」が本格的になります。
🌟 初心者向け 4曲ミニ・リサイタル案(鉄板)
ここで、例として私が選んだ、初心者用のピアノ曲を選んでみました。
ちなみに、👍マークは、私がこの中から選ぶなら弾きたいと思う曲です。
① 🌟バロック(Baroque)
✔ 指が動きやすく、形がつかみやすい。リサイタルの最初にぴったり。
👍パッヘルベル:カノン(やさしいピアノアレンジ版)
→ 定番すぎるほど定番。聴き映え◎
バッハ:メヌエット ト長調(BWV Anh.114)
→ とても有名。手が小さくても弾ける。
バッハ:前奏曲 ハ長調(小前奏曲 BWV 939)
→ 短くてクラシックらしい落ち着き。
② 🌟 古典派(Classical)
✔ 明るくて親しみやすく、比較的シンプル。
クレメンティ:ソナチネ Op.36-1 第1楽章
→ 初心者の“ソナチネ入門”の王道。弾きやすい。
👍ベートーヴェン:エリーゼのために(簡単アレンジ)
→ 初心者でも弾けるやさしい版が多い。
モーツァルト:トルコ行進曲(簡単アレンジ)
→ “あ、この曲!”と言われる度100%。
③ 🌟 ロマン派(Romantic)
✔ 有名で、ロマン派らしい雰囲気が出せるもの。
ブルグミュラー:アラベスク(25の練習曲より)
→ 小品だけどリサイタル感が出る。
シューマン:トロイメライ(やさしい版あり)
→ 優しく歌う練習にも最適。
👍メンデルスゾーン:無言歌「甘い思い出」Op.19-1
→ 初心者でも弾ける簡単アレンジ多め。
④ 🌟 近代(Impressionism / 20世紀)
✔ 難しいイメージがあるけど、初心者でも弾ける美しい曲あり✨
カバレフスキー:子どものための小品集より「小さな歌」
→ 短くてかわいい。
現代曲っぽい響きも◎。
👍サティ:ジムノペディ 第1番(簡単アレンジ)
→ ゆっくりでOK。すぐ雰囲気が出る。
ドビュッシー:アラベスク第1番(やさしいアレンジ)
→ “印象派っぽい”おしゃれさがある。
日本の出版社で買える楽譜(Amazon中心)
ここでは、参考に楽譜の入手できるサイト、また「日本語で読める」「日本の出版社が出している」楽譜をご紹介します。
♪ 楽譜:ぷりんと楽譜(日本版)

ぷりんと楽譜は、欲しい楽譜を1曲からダウンロード購入できる、オンライン楽譜サービスです。
有名な曲だったら、優しくアレンジされた曲もあります。
コンビニからでも、印刷できる点が便利です。
【古典派】ソナチネ・アルバム①(全音)
♪ 楽譜:ソナチネ・アルバム 1(全音)
→ 日本の定番の楽譜😃。※Amazonの公式ページに移動します。

ソナチネ アルバム 1 (Zen-on piano library)
【ロマン派】ブルグミュラー 25の練習曲(全音)
♪ 楽譜:ブルグミュラー 25の練習曲(全音)
↓初心者〜初中級の大人に最適。アラベスク収録。※Amazonの公式ページに移動します。

ブルクミュラー25の練習曲 全音ピアノライブラリー
【近代】サティ「ジムノペディ」(カワイ出版)
♪ 楽譜:サティ ピアノ作品集

サティ ピアノ作品集 1 (zen-on piano library)
→ ジムノペディ1〜3番を含む、読みやすい日本語版。※Amazonの公式ページに移動します。
最後に
自分だけのリサイタルを感がてみることは、ただ曲を並べる以上の楽しさがあります。
どんな小さなプログラムでも、そこにはあなた自身の物語や、
音楽との向き合い方がそのまま表れます。
完璧である必要はなく、好きな曲を選びながら少しだけ「流れ」や「物語」を意識してみる。
その小さな工夫だけで、リサイタルは魅力的になります。
今日紹介したアイディアや楽譜が、あなたの“自分のための小さなコンサートづくり”
のヒントになれば嬉しいです。

