音楽理論って…、どんな感じ?

ブログ

はじめに ・・身近ではない音楽理論

音楽理論というと、一般社会的には身近
ではない学問ではないでしょうか。

私は、音楽関係ない職場で働いている社会人ですが、
「音楽理論」を学んでいると人にいうと大体
「それはなに・・?かな?」
という感じで返答があります。

音楽を習うといったら大抵楽器を弾く、
実技の方を思い浮かべる方が殆どです。

音楽に関心のない人にも、「ピアノを習っている」
といえば、「あー、そうなんだね。」
で会話は終わります。

そうなんです。
実技の場合、わかりやすく説明が出来るし、
相手にも何かしらの納得感を与えられる会話が出来、
時々は話が盛り上がることさえあります。

反対に音楽理論は、一般社会的にも、
どのようなものか全く知られていないし、
専門的すぎる印象を持たれていると思います。

「何故、楽器を習うのではなくそのような勉強を・・?」

「音楽理論?それはなに?」

私もそんな疑問を持つのは当然だと思います。

さらに、音楽というものは
「聴いて感じるもの、楽しむこと」、
だから、何故理論を勉強する必要がある
のか不思議に思う人もいると思います。

今回はちょっとでも、
「音楽理論は、もしかしたら、こんな風な感じなんだな」
思ってもらえるような私の気づきをご紹介したいと思います。

勉強のきっかけ

例えば、ちょっと良いレストランで、
料理を食べたとします。

プロのシェフは、料理の技術や食材の知識を
豊富に持っています。
そして、その料理は、もちろんシェフが作っていて、
プロによる独自の技術やアイデア、
素材の特性を生かした料理を食べる事ができます。

そのような料理を食べた時、私たちは、
まず最初に「美味しい!幸せ!」
と感じると思います。

もちろん、レストランで美味しい料理を食べるのは
それだけで素晴らしい体験です。

しかしながら、人によっては、その料理に対し、

「どうやって、作っているんだろう?
この味付けは何が入っているんだろう?」

と別の感情が出て来る人もいます。

その料理に対し、強い興味が自然に起こり、
どうなっているのか知りたいと思う。

私が理論を勉強したいと思った理由が、
こういう感情が自然に生まれてきたからです。

素晴らしい音楽を聴いて、強い興味が生まれ
それが積み重ね、勉強という行動に
繋がったという感じです。

音楽理論とは・・

音楽理論は
「音楽がどのように作られているのか」
ということを学ぶ勉強です。

それは、言語の「文法」を学んでいる
ような感覚に近い感じもします。

「文法を学ぶこと」 は 音楽にとっては「音楽理論を学ぶこと」 
とだし、 
「文法を学んだ上で文章を精読すること」 は
 「音楽理論の知識で曲がどう組み立てられているか詳細にみること(分析)」

に通じることが沢山あります。

また、私は、理論を少しずつ勉強している最中ですが、
音楽を聴くうえで、どういう変化があったかというと、
音楽がより、立体的に見えて、聴こえる感じがしてきました。

音楽は、物理的なものではないので、
ともすれば、さっと過ぎ去っていく
ような感じもしますが、それがだんだんと、
はっきりと存在している感覚がしてきます。
(ここは、私の力不足で説明するのが難しいです・・。)

最後に

 今回は私の経験をご紹介して、
音楽理論を学ぶことはどういう感じなのか紹介しました。、

説明するのは、難しい部分もありましたが、
少しでも読んでいる方に「こんな感じなんだなー」と
ふんわり思って頂けたら幸いです。

タイトルとURLをコピーしました